片頭痛テーマ

片頭痛に関連するツボと押し方

このページでは、片頭痛でよくあるつらさに合わせて初版の中心となる6つのツボを整理します。まず合谷、風池、太陽の3点を確認し、吐き気には内関、額や眉間のこわばりには印堂、緊張には太衝を加えます。

このページはセルフケアの参考情報です。診断、治療、薬の助言の代わりにはなりません。突然の激しい頭痛、しびれ、脱力、話しにくさ、視覚異常、発熱、外傷後の頭痛がある場合は、先に医療機関へ相談してください。

初版の中心となるツボの組み合わせ

まず合谷、風池、太陽の3点を見ます。吐き気には内関、額や眉間のこわばりには印堂、緊張が強いときは太衝を参考にします。ツボで片頭痛を治療できるという意味ではありません。

合谷 LI4: 手の甲、親指と人差し指の間
合谷 LI4手の甲、親指と人差し指の間
手で探すツボ頭痛 ツボ 手顔まわりの緊張

探し方

  1. 親指と人差し指を軽く合わせ、手の甲側の盛り上がる部分を見つけます。
  2. 親指と人差し指の間で、押すと重だるさを感じる場所を探します。

押し方

  1. 反対の手の親指の腹で、ゆっくり小さな円を描くように押します。
  2. 片側30秒から2分ほどを目安にし、強い痛みは避けます。

注意点

  • 妊娠中は自己判断で合谷を押さないでください。
  • 皮膚の傷、赤み、腫れ、湿疹がある場所は避けます。
風池 GB20: 後頭部の下、首の左右のくぼみ
風池 GB20後頭部の下、首の左右のくぼみ
後頭部の痛み首・肩まわり片頭痛の首まわり

探し方

  1. 後頭部の下、首との境目に指を当てます。
  2. 左右に少し外側へ動かし、髪の生え際近くのくぼみを探します。

押し方

  1. 親指または人差し指の腹で、内側から少し上に向けて軽く押します。
  2. 30秒から2分ほど、頭痛が強くならない範囲で行います。

注意点

  • 爪で押したり、強い痛みが出るほど押したりしないでください。
  • 頭痛、めまい、首の痛みが強くなる場合は中止します。
太陽 EX-HN5: 眉尻と目尻の外側にあるくぼみ
太陽 EX-HN5眉尻と目尻の外側にあるくぼみ
こめかみの張り片側の頭痛目の奥のつらさ

探し方

  1. 眉尻と目尻の間から少し外側へ指を動かします。
  2. 浅いくぼみで、軽く押すと重だるさを感じる場所を目安にします。

押し方

  1. 人差し指または中指の腹で、ゆっくり小さく円を描くように押します。
  2. 30秒から1分ほど、目の方向へ強く押さないようにします。

注意点

  • 局所のリラックス参考であり、片頭痛を治す目的ではありません。
  • 視覚異常、強い目の痛み、外傷がある場合は先に受診してください。
印堂 EX-HN3: 左右の眉の間、鼻根の上
印堂 EX-HN3左右の眉の間、鼻根の上
額のこわばり眉間の緊張目の疲れに伴う重さ

探し方

  1. 左右の眉頭の内側を確認します。
  2. 左右の眉の間の中央、鼻根の上あたりで、軽く押すと重だるさを感じる場所を目安にします。

押し方

  1. 人差し指または中指の腹で軽く押すか、小さく円を描くようにします。
  2. 30秒から1分を目安に、強く押しすぎないようにします。

注意点

  • 眼球方向へ押し込まないでください。痛みを我慢して押す必要はありません。
  • 視力の変化、強い目の痛み、外傷、突然の激しい頭痛がある場合は医療機関を優先してください。
太衝 LR3: 足の甲、親指と第2指の間を上がったくぼみ
太衝 LR3足の甲、親指と第2指の間を上がったくぼみ
足の甲のツボ緊張リラックス

探し方

  1. 足の親指と第2指の間から足の甲へ向かってなぞります。
  2. 2本の骨の間にある、押すと重だるさを感じるくぼみを目安にします。

押し方

  1. 親指の腹で足の甲のくぼみをやさしく押しもみします。
  2. 片側30秒から1分を目安にし、不快感があれば止めます。

注意点

  • 足の甲に傷、腫れ、感染、強い痛みがある場合は押さないでください。
  • 妊娠中、持病がある場合、不安がある場合は医師や専門家に相談してください。
内関 PC6: 手首の内側、しわから指三本分下
内関 PC6手首の内側、しわから指三本分下
手首のツボ吐き気を伴う頭痛片頭痛と吐き気

探し方

  1. 手のひらを上に向け、手首のしわから指三本分ほど肘側へ測ります。
  2. 前腕の内側にある二本の筋の間を目安にします。

押し方

  1. 親指の腹でまっすぐ軽く押すか、小さく揉むようにします。
  2. 片側30秒から2分ほど、吐き気の変化を見ながら行います。

注意点

  • 内関は吐き気を伴う不快感の参考で、主な鎮痛点ではありません。
  • 嘔吐が強い、脱水が疑われる、胸の違和感がある場合は受診してください。

片頭痛でよくある症状

片側または拍動する痛み

片側がズキズキする痛みは片頭痛でよくみられますが、両側に出ることもあります。

動くとつらくなる

階段や歩行など日常の動きで痛みが強く感じられることがあります。

光や音がつらい

明るさ、音、においが負担になり、静かな場所で休みたくなることがあります。

吐き気を伴うことがある

胃の不快感や吐き気を伴う場合があり、無理な刺激は避けます。

よくある質問

片側の頭痛はすべて片頭痛ですか?

いいえ。片側の痛みは片頭痛でよくみられますが、他の原因でも起こります。繰り返し方、痛み方、吐き気や光過敏などを合わせて判断します。

片頭痛の時にツボを押してもよいですか?

軽いセルフケアとして紹介されることはありますが、痛みが強い時に無理に押す必要はありません。不快感が増す場合はすぐ止めてください。

どのくらい押せばよいですか?

まずは 30 秒から 2 分ほど、軽い刺激で試します。強い痛みを出す押し方や長時間の刺激は避けます。

どんな時に早めの受診が必要ですか?

突然の激しい頭痛、しびれや脱力、視覚異常、発熱、外傷後の頭痛、いつもと違う頭痛がある場合は受診を検討してください。